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ええやないか


先日。 情けなさが募り過ぎると涙腺が緩む。とかなんとか書きましたが あれは間違いでした。

笑うしかなくなります。

どうもこんばんは。motomanです。

なんだかんだと起こり過ぎた昨今、私は先程 明日…完全オフとし、一日中寝てやる。と決心しました。

今日は早朝に起床、窯出しをする為に天見へと車を走らせました。

ちょっと変わった焼き方をしたらば ル ・ クルーゼみたいなシャレオツったものが出てきました。

アフターです。

まあ あまりの乾かなさに、素焼き前に炙らなければならない。という事態にいい加減イラッときたのと 悲しい金銭的理由で 時間と電気代をケチり…低温で素焼きしたらこうなりました。という話なんですが こんな冴えた土色は珍しいので もう これでええやないか。と思いました。

左上あたりに入っているものがビフォーです。

昨晩 作っておいた釉薬を携え 普限窯へと向かいました。

右がビフォー 左がアフターです。

薪を効率よく燃焼させる為、焚き口の下にロストルというものが設けられているのですが そこに使われているレンガです。

焚き口が最も温度が高くなるので、いかに耐火レンガと言えど…チビッてきます。 1年 でこれだけチビちゃいました。

ので 新しいものに取り替えました。

準備オッケィです。

窯主の小山さんが胴木間を窯詰めする中、私と いつも曇ったメガネをかけている N尾くん は、一の間の窯詰め準備を始めました。

取り敢えず…私は釉掛けからです。

鉄系の類のものをバシャーっと掛けました。

今回 初の試みとなる、いわゆる低温釉も掛けました。 無鉛のフリット系です。

何か 片栗粉みたいですね。 粉末状で購入してみたもので、触った感じ あ、片栗粉みたいやな。とか思ってたんですが 聞いていた以上の沈殿の速さっぷりで ひとつ掛ける毎に撹拌せねばならぬくらい カタクリッコしてました。

濃度はシャバめにし、何度も柄杓掛けをして 敢えてムラを作る。としてみましたが もう これで完成やったら格好ええやないか。と思いました。

何故 低温釉を使ったのかと言いますと。 今回の一の間も、昨年の流れのひとつの節目として 備前風の低温焼成にしよう。となったからで、温度計表示で 前々回が 1200℃ 前回が 1180℃ 今回が 1150℃ と設定したからです。

よって 今回も…緋襷と炭桟切を狙います。

藁を巻いたりぼたもちをのっけたり、目土を立てたり。と 色々と準備しました。

私は釉を掛ける類のものが多く、自分の組み物を全て終えた いつも曇ったメガネをかけている N尾くん に先に窯詰めを始めてもらいました。

自分の品を狭間穴に幾つか入れ、私は再び釉掛け作業に戻りました。

するとどうでしょう。

曇ったメガネの N尾くん は事もあろうか 私の渾身の茶盌を割ってしまいました。

罪を憎んで人を憎まず。と言いますか 共同で作業をしているのだから有り得る事で、まあ致し方ない。と言いますか まあしょうがないです。

作業は地味に、しかし着々と進み 炭桟切を狙う、上段の棚に差し掛かりました。

磁土の桟切を試してみよう。と フタものを用意していましたが、よく見て頂ければわかるよう フタのてっぺんがギザギザになっています。

メガネの N尾くん が手をすべらせて割って下さいました。

仏の顔も三度まで。と言いますか 共同で作業をしているのだから有り得る事で、まあ致し方ない。と言いますか まあしょうがないです。

ここでル ・ クルーゼが再び登場します。

キメの細かい土を丁寧に削ったものですが

これも再び登場します。

左手前のル ・ クルーゼの口縁あたりをよく見てみて下さい。 フタを支える目土がかぶっていて見え辛いですが 欠けているのがお分かり頂けるかと思います。

メガ尾くん が割って下さいました。

さんそうでもヨットと言いますか 共同で作業をしているのだから有り得る事で、まあ致し方ない。と言いますか もう ええやないか。

ほんまごめん。と猫なで声で謝罪された後 まあしょうがない。と 交代しながら作業を進め、最上段あたりに差し掛かり 棚板を置くのに足をプルプルさせている時 この男。

事もあろうか 狭い窯の中で屁こきよったんです。

ダンパー全開にしろ。とか言うてる場合じゃないです。

もっと言えば 窯詰めが終わるのは夜遅くになるだろう。という予測の下 共に作業をする屁こき虫の為、米を食ってカを出してもらわねば。と 窯場へ行くまでに寄ったスーパーで、虫の分の弁当も買っておいたんです。 私が身銭を切って買った弁当を消化したガスなわけです。

恩を屁で返すと言いますか もう本当に もう もう もうええやないか。と心底思いました。

ここまで打ちのめされると また涙腺が緩むのかと思いきや 笑うしかなかったです。

そんなわけで 無事に一の間の窯詰めも終え、窯場をキレイに掃除して いよいよ火入れを待つのみとなりました。

お陰様で心底疲れたので 明日は完全オフ。とした次第です。

もうええやないか。ってくらい 世界中の誰よりも。 安らかに眠ってやります

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