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アウトサイダー


年末年始に成形・削りをしたものが溜まっていまして。 今日の素焼きで、さらに溜まってしまいます… と、いうのも。 私が釉掛けする際に使う、スプレーガンが不調でして。 そのせいで本焼きができず、釉掛けを待つブツがたんまりと溜まっておるわけです。

これらを全て本焼きするのに、4回は焚かなければならないかもしれません。 デカブツつくりすぎた^^ そして今日、さらに大鉢を数個。成形してしまいました。 デカブツつくりすぎた^^;

どうもこんばんは。motomanです。

先日、大学の同期Tやんが主催の展覧会を見に行ってきました。 ひびきという福祉施設の社会活動の一環で行われたもので、Tやんが発案・企画・運営をしたそうです。 相変わらずアツい漢です。 📷ルタンティールという、近鉄線 俊徳道駅のガード下にあるカフェが会場でした。 このカフェもひびきが運営していて、取り扱っているケーキのいくつかも、障害者の方々が手づくりされているそうです。 📷全景です。 お洒落なカフェにお洒落に展示されています。 📷入り口を入ってすぐのところに、マグネット小物と参加者全員が絵付けをした豆皿が並んでいました。 📷その中で私の心をくすぐり倒したのがコチラ… 仮面ライダーとキン肉マンです。 これは最高ですね…

これらをつくった方は、とにかくアニメが大好きだそうで。 コミュニケーションを取るのが苦手らしく、ほとんど話をしないそうですが、 どのアニメの何話がいつ放送されたかなど、アニメに関する記憶がものすごいそうです。 私なんて…シャリバンとギャバンのどっちが先に放送されたかすら覚えていません^^; 📷壁際には花入れとオブジェ、大きめの鉢や皿が並んでいました。 📷その上には陶板を用いた壁掛け時計がありました。 照明と壁の色、木の色とよく合っています。 描かれている絵も繊細で愛嬌があり…たまりませんね。

この方はどんなものを描いても、首が長くなる兆候があるようで。 猫や馬や犬…ひいては人間までもが首長族になります。 是非キリンを描いて欲しいと思いました。 📷カフェ中央に配置されたテーブルには、絵付けされた陶板が並んでいました。 どれもこれもとても個性的で、そこに在る世界を感じました。 📷首の長いライオンや、描かれたカメラの横に書かれたかめらの文字。 制作意欲をくすぐられました。 📷猫の小さなオブジェもありました。 📷アニメ好きな方がつくられた、オリジナルロボットです。 昼休みの間に、一気につくったそうです。 胸の部分が破裂してしまったようですが、そこはTやんが丁寧に修正していました。 それもまた味として、良い雰囲気の一部となっていたと感じます。

↑の写真にチラリと写っていますが、このロボの横にウランちゃんが居ました。 アトムの妹ですね?確か。 とても残念だったのが… さらにこの横に仮面ライダーが居たんです。 私が行った時にはすでに売れてしまい、お目にかかる事はできませんでした… あの味のある仮面ライダーを、立体で見たかったですねえ… 📷小さな花入れです。 この方は細かな仕事にこだわる方だそうで、他人の食事中に食器や箸の位置を何度も何度も直すそうです。 そういったこだわりが詰まっていますね。

小さく小さくちぎった粘土を丸め、ひとつずつ貼り付けてはその上から押し印を押すそうです。 個人的にこういうのは好きです。 しかしこの…手の止めどころが秀逸ですね…

この方は会話ができないそうです。 自分が、これで良いな。と思ったところまで ただひたすらペタペタと小さな粘土を貼り付け終えると、 Tやんに作品を手渡すそうです。 それが終了の合図みたいです。

色味は茶に黒と金。 もしやと思って聞いてみると。 やはりTやんのオススメ釉薬を使ったそうです。 Tやんカラー全開でした。 📷鳥さんの嫁さんが購入したのがこちら。 数ある花入れの中で、私もこれが一番のお気に入りでした。 📷鳥さんが購入したのがこちら。 この家の絵柄が気に入ったようです。 カ強い家です。 カレー入れて食お。って言ってました。 📷あとはこちらのマグネット付きの鳥たちです。 鳥さんだけに鳥にはこだわりがあるようです。 10羽ほど居ましたが、この2羽が特に目をひきました。 良い表情をしています。

成形は、主に石膏型で取ったものに加飾・絵付けをするそうです。 一般的な世界の中で、障害者という立場で制作している方々。 コミュニケーションが取れない方、ひとつの事にこだわり過ぎてしまう方、感情を素直に表現できない方々。 陶芸というものを介し、垣間見た彼らの世界は 私にとって、とても心地の良いものでした。

一般的な世界の中で、それなりにコミュニケーションも取れ、それなりに色んな事をこなし、 それなりに感情を表現している私。

毎日毎日、自分とは何か。 自分が表現したいものは? 目標は? 目的地は? 現在地は? 欠けているものは? 改善方法は? 貯金はいつまでもつのか? 日々の制作がこれ以上なく楽しいものであるか…? …?

いろいろなものがこびりついてしまっていて、最も身近な自分ですらよく見えていない気がします。 大きくブ厚い殻を纏っているような気さえします。 この概念・表現方法さえ使い古されて腐りきっているとも感じます。

その道に関して特別な訓練を受けていないにも関わらず、その道で自分を表現する人達の事を アウトサイダーと呼びます。 これが今、Tやんが興味を持ち、世にもっと見せていきたいと思っている事。 私は何であろうか。

今日成形したものは、ヒトの心に響くものになるだろうか。

まあ… 較べる事が最も容易く、それ自体には価値がない事がわかっているだけ… 救いはあるかもしれません。

Tやんがアウトサイダーの作品を広めるべく、また企画すると言っていました。 いつになるかはわかりませんが…連絡がきたらまた紹介したいと思います。 お近くの方は是非足を運んでみて下さい。 久々に、やわらかい陶芸を見た気がしました

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SAC Bros. by Motoman & Enken

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