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エゴイストの縦線流し ~ Living Dead ~


未だにこんな事言っていたら駄目なんだがよぅ。 近頃めっきり轆轤が楽しくなってきやがって 昼飯を食う暇も惜しいもんで 腹がベニヤ板みたいになっちまったょ。

どうもこんばんは。motomanです。

世は三連休だったそうですよ。 秋のだんじり祭りがあったそうですが 何故か今年は道があまり混んだ気も無く、なんだか 知らない内に始まり、知らない内に終わってしまったようで。

久々の日記なので…眠いからめんどい…とは言わず… はりきっていきましょう。

タイトルも豪華に着飾ってみました。 📷たぶん土曜日に制作した物。

実は先日、河内長野にある 陶器専門のセレクト・ショップへ赴き、多気種さんの講演を聴きに行きました。 その際、多気種さんに見てもらおうと思っていた器を セレクト・ショップのオーナーにも見てもらいました。

結果…惨敗と言いましょうか… ダメ出しの数々をもらいまして…

ここはこうした方が良いんじゃあないか。だとか もっと勢いが欲しい。だとか カンナじゃなく、竹串のような物で…もっとざっくりいった方が良いんじゃあないか。だとか 機械的過ぎて温かみが無い。だとか

まあ散々に言われまして。 それらを踏まえ、作った物がこのシリーズです。

線を止めた所を点とし 点を繋いで稜線を流しました。 📷従来のように ろくろで成形した物をろくろで削ると 当然、同心円の横方向の直線しか削り出せないわけですが 手彫りをする事で、縦の線を入れました。

いつもろくろでやっている、削る事で現れる点をいくつか流す事で 点と点を繋いだ、アウトラインの変化を 縦でやってみました。という事です。

X軸とY軸がちょうど入れ替わったわけですね。 わかりますか?わかりませんね。 📷これは2本の稜線を交わらせた物。

上の物とこれと 手にフィットするよう、有機的な線を斜めに流しています。 持ち易さが売りです。

私の手を象ったので…少なくとも私の手には… 最適にフィットします!

いや、しかし 手彫りで縦線を真っ直ぐに引くのは非常に骨が折れそうです。 今回は習作という事で…結構ざっくりやっちまいましたが ガイドラインを引かないと…なかなかアレだと思いました。

手彫りならではの微妙な手ブレが良いなあ。とも思ったので まあ、そのうち比べて見てみます。 📷そして日曜日。 久々にきむが作業場に遊びに来ました。 手捻りで瓢箪のような物を作り、 私がシコシコ削った…大鉢を割って帰りました^^; 📷月曜日は茶碗の高台削り。 水挽きの時、重視すべきはやはり”腰”だと思いました。 腰が奇麗に挽けていれば 高台削りがとても楽に済みます。

陶芸をやっていれば…誰でも知っていそうな事でも 独りコツコツと発見を重ね… やればやる程、上達しているのがわかります。

手と身体が覚えてきたのでしょうか。

そして骨壷を水挽き。 📷そして今日。

違った形で手彫りを試してみようと フリーカップを水挽きしました。

うん。いや… 縦に線を入れるわけだから… これは背が低過ぎますね… 何か違う事を試そうか… 📷そしてまたも茶碗。 茶碗を挽くのが楽しくて仕方無いのです。

明日からは茶碗は挽かず…別の物を作ります… 自重。 📷その後、昼から 骨壷の躯体とフタを8セット。 今日の締めとして 破壊された大鉢を新たに挽き直しました。

私の窯に入る、ギリギリの大きさが 径480mm 乾燥で5%ほど縮むとして 500mmを目標としましたが。 450mmまでしかいけませんでした… しかも粘土を6kgも使ってるんですよね…

上手な人なら…6kgあればどこまで広げられるんだろうなあ。 4kgで500mmくらいいってしまうんだろうなあ… 未熟。

腰にブ厚く粘土が残っているし うん。でもまあ ある程度は残しておかないと、大きさ故に垂れ易いという事もあるであろうし 探り探り…毎日挑戦しようと思いマス。

おとついは430mm 今日は450mm

きっと明日は480mm 明後日は510mmですね!

っていう。

例のセレクト・ショップで散々言われましたが 機械的だと思われるのは至極当然の事で ”正確さ” ”同心円” ”削り” ”彫り” を追求するのが私のスタイルなので、 機械的だと言われる事自体は さして堪えるほどの事も無し。 それがオーナーが気に入るかどうかは、また別の話。

機械でも作れそう。とも言われましたが、 そんな利器はありません。 ”正確に削る事”は、技術だと思っています。

受け取り方は様々でしょう。 「人のアドバイスはもっと真摯に受け止めなさいよ!」と言う方もおられるでしょう。 でも 自分が信じるものを放り出してしまったら あるいは 他人の意見に流され、方向を見失ってしまったら 私が作った物が私の物でなくなります。 生ける屍です。

だから オーナーの言う事を 半分取り入れ 半分は聞き流しました。

何より エゴは若いうちに身に付けておくべきものだと思っています。 エゴイストになるつもりがないのであれば 制作を続ける意味が無くなってしまいます。 ”良い物”は世に沢山ありますが、 それらを探し、買い求めるだけでは…いささか人生は長すぎます。

縦線流しを試し焼きし、 完成度を、より高めた物を作り… オーナーがどう反応するかが楽しみです。 言葉だけで…ああだこうだと言えないような物に仕上げてやりましょう。

”小さなプライド”というやつではありません。 これくらいの”エゴ”は持っていて良いでしょう。 何糞根性も、時には必要だと思います。

しかしまあ 並行して 「どうか置いて下さい お願いします」という台詞と 土下座の練習くらいは しておいて損はないかもしれません!

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