陶芸や写真を通じ世界中の人々にヒュッゲな生活を提供すべく三重県伊賀市に工房を、東京に営業所を構え、2019年12月から本格的に活動を開始したユニットです。


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FAQ

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カイシャク


おそらく…ここ…数年で… 一番デカい声を出した気がします。 元々、腹から声を出すタイプではないし 普段、ナマケモノのように温和に生活している私。 自分でも驚きました。

どうもこんばんは。motomanです。

文字で表記したらば い”でえ”ッ って感じだったと思います。

今日 SAV に着いて先ずやった事は、蜂退治でした。 蜂は夜になるとおとなしくなるのを知っていましたが、以前 夜中にトライしようと思った時には 女王の姿が見えなくなってしまったので…断念。 見えているうちに殲滅しておこうか。と、昼間に殺虫剤を手にしたのがアレでした。

夏イケに行っている間に、兵隊が増えていたようで 女王と兵隊 x2 を視認しました。 昨年も世話になった、ガンタイプの殺虫剤を射出し アワワとなっているところへ追い討ちをかけました。

その後、ホウキの柄で巣を落とし…一件落着。 のはずだったんですけれどねえ…

気の向くまま 手の動くままに…花器を水挽きしました。

かれこれ 2時間 は経ったあたりだったと思います。 これらは 2kg の土で挽いたので、立った状態で筒上げを終え さあ。成形に入ろうか。と思ったその時

背中に激痛が走りました。 発した言葉が い”でえ”ッ です。

視界の隅から、小さな黒い物体がすごいスピードで飛んできたかと思うと 目視する間もないまま、針を突き立てられたようです。 でっけえアブか、もしくは ちっせぇちっせぇキツツキが突っ込んできたのか。と思い、見渡すと 蜂が頭上で輪を描いていました。

油断大敵というやつです。 自分が自分の場所を維持する為に、蜂一族を殺した事について考えていたところ…復讐に遭いました。

刺された位置が背中の微妙な位置過ぎたので、手当てが出来ず。 帰ったらおかんに針を抜いてもらおう。と フリーカップを水挽きしました。

ちょっと形を変え…数パターン成形しました。

天見は湿気がものすごく、乾燥が遅くていつも困っているのですが なんと。 初体験です。

昼に挽いた物が夜中に削れるという…ちょっと感動しました。

しかし 彼はどういう想いで針を突き立てたんでしょう。 目視できていた蜂は、女王を含めて 3匹 。 その全てを殺したのですが、昼間だっただけに…どうやら留守にしていた最後の兵隊が居たようです。 ウィリアム ・ ウォレスを思い出しました。

戻ってきたものの巣は無く 女王は死んでいます。 近くで土をコネコネしているコイツが犯人に違いない ! といった案配だったんでしょうか。

それでも 刺せば自分も死に至るわけで。

一矢報わんとして刺した。と想像すればゾッとするし 自分だけ生きていても仕方が無い。と、自害する為に刺したと想像すると…哀しさを覚えます。

彼の動機はどちらだったのでしょう… 刺された時の感覚で言えば、前者だったように思います。 おそらくそんな思念が私に伝播したのでしょう。

普段、不動明王のように生活している私が。 激しい殺意を覚え…再び殺虫剤を手にし、射出しました。 床に落ちた蜂を、憎悪の目で見ていましたが 苦しむ彼の姿に、少し後悔し 怒りに囚われた自分を恥じ 切腹した侍の生き様を尊重するのと同様に 頭を潰して介錯しました。

彼は兵隊としての一分に殉じたのでしょう。 この一針は…そういう事だったのでしょう。

私は私の場所を守る為、彼らを殺し 彼は彼の役割を果たしました。 それが攻撃であったのか防衛であったのかは…観測点の違いだけであり どちらが高尚であったかと言えば…彼に軍配が上がる気がしなくもないです。

だけれども 私は…私が生きているという証を残す為に 作陶する為に、作業部屋の中に作られた巣を見過ごすわけにはいかなかったわけで。 そう解釈しています。

人間に生きている内に見出せるものなんて その程度のプライドしかないのだから… きっと彼も解ってくれるでしょう。

蜂退治は夜にやりましょう…

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