- SAC Bros. Company
ハーベストの収穫
今年は暖冬と聞きましたが、そうは言っても 寒い範疇での…暖かいであるわけで 本当に、気休め程度な言葉なわけですが まあ それにしたって 今日は寒かったですね。
明日は今日以上に寒いそうで まあ それにしたって 色々とやらねばならないわけで。
どうもこんばんは。motomanです。
今日は 先のハーベストでの窯出しで穫れたものでも。
緋色に抜ける感じが欲しかったので 正面に貝を当てて窯詰めして頂きました。 狙いはバッチリで エッジの立ったところが際立ったと思います。たぶん。
口元のコゲも上品でした。
背面はこんな感じです。
特に何も考えずにキレイに挽いた、それなりに上品な形です。 高台の削りは若干動きがあるよう、若干ブレさせて削りました。 若干。
こうなるように作ったのでこうなりましたが これが良いのかどうかはまた別のお話です。
棚板から落ちたビードロの雫が 2つ 。 このような模様となりました。
何やこれ。香合か。と 色々な方々に何度も言われました。 まあ 香合でも構いませんが 私は一応、珍味入れとして作ったので 珍味を入れて下されば嬉しく思います。
薪が直でヒットしないように気を付けながら 真ん前に若干、燠が溜まるように投げ込みをし続けた結果 とても上品に窯変させる事に成功しました。
置く所が違えばこれほど違いがあるのが面白いですね。 これは長い間、燠に埋もれていたものなので 全体的にガッツリとコゲてます。
香合でもまあ良いんですが 2重 になってる香合ってのもアレですし 一応…珍味入れとして作ったので 珍味を入れたらええんちゃうかな。と思います。
サルの脳みそとか。
火床で伏せ焼きしたもので これまたガッツリとコゲさせました。 窯変させまくりの一品です。
貝を当てていた事もあり 土色が単調になり過ぎず。で 良い感じでした。
表面が縮れたところが剥離し 緋色も磁土独特の柔らかな肌色を呈し これまた、磁土独特の薄い灰色の箇所も見られます。
何で白いものを白い壁に掛けたし。と言われると 作業場の壁が白かったから。としか言えませんが 何と言うか ちょっとマヌケ感のある花入ですね。
とまあ そんな感じでした。 ありがとうございます。
これが良い色を呈するんですよ。って
寝ます