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三が日からの


年末・年始と 日本全国どこもかしこも寒いようで。 そんな中、わざわざ山の中に集まる人達も居たりで。

どうもこんばんは。motomanです。

朝7時に起床。 ゆっくりと朝食を食べ、8時頃。 私有地なので詳細な場所は書きませんが… 岸和田の、とある山へと車を走らせました。

三が日から登り窯を焚く…ヲタクの集まりです… 岸和田の陶芸家、小山 普さんが主宰の窯で 色々なところで作陶している人達の作った物が入っています。 私の物は入っていませんが、お手伝いで呼ばれたので 窯当番をする事になったわけです。

3日の8時に開始し、私が到着した今日の9時過ぎには 温度計はもうすでに…1140℃を指していました。 え?早くないですか。

しかも話を聞くところによると、 オルトン8番が倒れていたらしいので…炉内は1260℃ほどになっているようでした。

喜楽歩での穴窯を焚いた時は、あまりに温度が上がらない事に苦しみましたが ( 結果的にはオルトンが倒れていたので、温度計の挿す位置がまずかった。という事になりました ) この窯もどうやら同じ事になってしまったようで オルトンが倒れているにも関わらず、温度計の指す温度との差が120℃もあり この120℃の差を1つの基準とし、温度調節をする事になりました。
小山さん自身、この窯を焚くのは2回目だそうで 温度の上げ易さに驚いているようでした。 この温度帯でも、1クールで酸化状態でひっぱれば…簡単に10℃ほど昇温するほどです。

逆に、早く昇温し過ぎてしまい… 還元状態をかぶせ気味に維持する事で、現在の温度をキープしたまま 熾 ( おき : 薪が燃えた後の灰 ) を溜める方向でいこう。という事になりました。

山の中でのみ可能な技… 還元かけまくりの黒煙モクモクです。 住宅街の中はもちろん、住宅街が近くにあるだけでも苦情の嵐ですが ここは絵に書いたような山中で標高もそれなりに高く、近くには高速道路が走っているような所なので ガンガン還元をかけれます。
還元も還元 強還元で昇温を防ぎながら薪をくべまくるという…何とも贅沢な焚き方で 数時間 温度を維持しました。

小山さんの狙いは、還元状態をキープし続け ビードロに青味を持たせる事。 シャバシャバに流れるのは嫌なので、出来るだけ熾を溜めて 作品に灰をガンガンぶつける事。 この2点を目標としていましたが 熾がなかなか貯まらず… 木蓋に変えてダンパーを調節したりと 色々と試した結果、私が帰宅した21時頃には 少しずつ熾が溜まっていました。

まあ…言うても100時間焚き続ける内の、ほんのまだ40時間ほどです。 焦る事はありません。

昇温が早過ぎ、燃料である薪を…食われる食われるで 金銭的に厳しい状態になりましたが、これだけ長い間 強還元状態をキープした窯から出てくる物が 一体どんな景色になっているのか。 楽しみです。

カメラのシャッタスピードをかなり早くし、パシャリと炉内を1枚。 表面がテッカテカに光り、ビードロが流れているのがハッキリと視認出来ます。

というわけで、12時間に及んだ窯当番が終わりました。 世の中…この作業を1人でやる人も居るんだから、すげえなあ。と思います。 3日焚き続けて3日冷ますのが一般的なので… 24時間戦えますか。どころの話ではありません。 72時間、起きていられますか。 1人でやると、片時も目を離せませんから…まともに休憩する事すら出来ません。 眠り病を患っている私には到底無理です。

いつ寝ているんですか。と聞くと 薪が爆ぜる音を聞きながら、火を見 還元状態を維持できる 5~15分 の間、何となく眠り また薪をくべては 5~15分 の間、何となく眠る。と答えられました。 人間業じゃあないですね。 想像するだけで拷問です。

小山さんがおっしゃっていた、死ぬまでにやりたい事。 7日間焚き続けてみたい。 手伝いますから…1人ではなさらぬよう…

自分の作品が入っていないにも関わらず、九谷から2人 信楽から1人の作家さんが応援に駆けつけていました。 ご苦労様です。

同年代で、他の産地で仕事をしている作家さんの話が聞けて楽しかったです。 また、見学に来ていた これまた同年代の佛師さんの話が非常に興味深かったです。

木を素材として仏を彫る仕事。 格好良過ぎますねえ… 今度 作業場へ遊びに行かせてもらう約束をしたので また1つ、楽しみが増えました。

っていう

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