
SAC Bros. Company
乱れ雪月花
人の見る夢を ” 儚い ” と言い 小5で自分がロリだと気付く事を " 悟リ " と言うそうです。
どうもこんばんは。motomanです。
今日は第3土曜日なので、喜楽歩で仕事でした。
朝から、前に堺のサンスクエアまで出張に行った時の埴輪100体ほどに釉薬を掛けました。 コンプレッサが裏手にあるので、屋外でシューシューやってました。 今日という日が暖かくて良かったです…
しかし ” 埴輪 ” という1つのテーマがあり
成形方法も決まっている中で…あれだけ色々な埴輪が出来上がる。というのが
人それぞれなんだから、当たり前で自然のようにも思えるし
同じ物が出来上がらないのが少々不気味でもあるようにも思えます。
過去に私がどんな物を作っていたのかを知っている人からすれば… 随分変わったな。という印象があるかもしれません。
削りの技術も徐々に上がってきてはいますが、それ以上に こんな形を作りたい。というのが かなり明確になってきました。
ようやく…焦りという呪縛から解き放たれるかもしれません…
昨日削った物は、私がいつも削るタイミングより少し早めで 今日削った物は、いつものタイミングで。 木材に鉋をかけるような感じで…やはりこっちの方が合っているようです。
愛用の超鋼鉋も喜んでいる気がします。
エッジも奇麗に立ちますし、陶芸ってほんと
タイミングがとても大事ですね。
と、再確認しました。
いつもなら、ここまで削ってから
上から下まで…2~3回、別の鉋で彫りを入れるのですが
作りたい形をある程度絞ってみようか。と思い
昨日削ったいつものやつと見比べる為、今日はシンプルにいきました。
これだけ背の高いフタものは…初めてです。
これから、もっとデカいフタものに挑戦するつもりなので、良い経験になりました。
技術が安定したのだから、あとは…どのくらい手早く成形を終えられるか。 これはチャレンジャー精神なのか、職人的発想なのかはわかりません。 作りたい形の事を考えると、時間の概念は形に関与するところではありませんから 重要だとは思えないのですが、影響はすると思うんです。
あれ…? そうなると、手の早さも技術の内か…
なにはともあれ 黒土でのフタものは初めてです。 焼き上がりが楽しみでありマス。
そういえば今日の削りの中で、とんでもない事を発見してしまいました。 これは… 削りの極意と呼べるかもしれません… 乱れ雪月花を閃いた時くらい嬉しかったデス