• SAC Bros. Company

思わぬ小旅行


引越しの荷物整理があらかた終わりました。 本だけでダンボール3・4箱にもなり… この機会にある程度処分してしまおうかと思いますが もう一度読み直してみたい気もします。 人生の時間は限られているというに 同じものを何度も見たくなるのは… いやはや。

どうもこんばんは。motomanです。

先日の土砂崩れで作業場が無事か見に行った時のお話。 私の家からだと 国道170号線から371号線へと入り ひたすら山道を南下するのですが。 山道に入る、石仏というところで いつもの山道が封鎖され、建設中のバイパスの方へ迂回するようにと 立て看板が置いてありました。

傍に立っていた警備員に 何処で土砂崩れが?と聞くと トンネルの手前です。との返事をもらった。

おいおい…ピンポイントに作業場じゃないか。と 窯が土砂に埋まっている画が頭に浮かび 逸る気持ちを押さえ、迂回路へ。

作業場は大阪と和歌山の境目に在り、 そこへ続く道はただ一本。 石仏から山道へ入り、作業場を越えてすぐのところにトンネルがあり そこを超えると和歌山へ入ります。

トンネル手前って何処の事だろうか。 最悪、和歌山側からトンネルを抜ける事ができれば そこからは歩ける距離なので、和歌山側から作業場へ近づく事にしたのです。

しかしよくよく考えてみると… 迂回路として入った道は、私の記憶によれば奈良へと続く道。 どんな迂回路じゃい。と思いながらも…ひたすら山道を走り続けました。
焦ったところで結果は変わりません。 裏金剛を通り過ぎ、山を越えて奈良の五條へ。 そこから和歌山の橋本へと向かいました。
随分 標高の高いところへ出たので 車を降り、一服する事にしました。

どうやら柿を育てているようで 急な斜面は柿の木一面。 おそらく運搬に使うのでしょう。 小さな小さなモノレールの線路らしきものがありました。

こういう山道を走るのがとても好きです。 ミラーを見ながら対向車が来るのか来ないのかを判断しつつ 車をいかに効率良く走らせるかに集中できるので 街中を走るのとは違った緊張感が得られます。

…お金が貯まったらFRのスポーツカーを買おう…

とりあえず目的達成。 石仏からならほんの10分で行ける作業場に 迂回路で和歌山側から入ろうとした結果… 1h30mはかかりました^^;

素焼きの窯詰めだけは終えていたので、 窯のスイッチを入れ、しばし温度が上がるのを待ちました。 結局土砂崩れがあったのは作業場より少し南のトンネリ寄りだったので 結果から言えば… 石仏から来れました^^; 迂回し過ぎました^^;

まあそれはそれ。 こんな時こそ心に花を。です?

標高が高く、電線が無いので およそ日本のようには思えませんが、 カブが昭和の日本の雰囲気を醸し出します。

夏の空の青さと山の青さが美しいですねえ。
橋本市内から迂回路へと向かう途中の山道で ”堀越観音まで8km” と表記があり、気になったので立ち寄ってみる事にしました。

こうでもしなければ、一生関わりの無い事が多すぎる気がしたまでです。 境内へ入るとすぐ さざんかの老木がありました。 樹齢500~600年だそうです。

そして… 私が神社へ行く目的はただひとつ!

主に ・狛犬 ・灯篭 ・擬宝珠 ・屋根 ・仏像 です。 5つありました。

神社へ入る前には身を清めましょう。 喉が渇いていたので…ありがたい事です。 冷たい湧き水で潤しました。

しかしこの敷石。 那智の石もそうだった気がしますが ( 曖昧なので間違えているかも知れませんが… ) 黒雲母を多く含む石が濡れた様が 実に美しい。

表面を水で潤す事で その輝きを増し 水を活かす石なのか 水が石を活かしているのか。 そもそも波にもまれて角が落ち、 自然に磨かれたものであるから 美的な親水性があるのは当然の事なのかもしれません。

黒がその深みを増し、 独立した美しさに変化する様は 唯一無二の黒さであるように思えます。

以前フタものに使った釉薬が、まさにこういった感じでした。 水で濡らす物に用いれば…あるいは とても奇麗な黒が得られる気がします。

何やら僧の像がありました。 んが、
私の視線が吸い寄せられたのは… 手に持つ杓の先。 おもしろい造形です… こんな花器も悪くないかもしれません。
そしてその脇にあった灯篭の先っちょ。 愛らしさに過ぎるでしょう。
本堂の傍にあった家屋です。 まさかこんなところで茅葺に出会えるとは。
日本むかし話に出てきそうな…典型的な家屋でした。 紫陽花も咲き誇っています。 この色から察するに… どうやら酸性寄りの土壌であるようです。 アントシアニンとアルミニウムが…云々。
これは何でしょうか…? 鬼灯かなと思いましたが…いやに硬そうですねえ。 何かはわかりませんでしたが、 このテカり具合は評価できますね。

色味は違えど…那智石のような、濡れた濃さを感じます。

花は長い歳月をかけ、 どのようにしてこの形状へ至ったのか。 また、これがこの花にとってベストな形状なのか。 造形への疑問は尽きませんねえ。
本堂を上から。 不思議な光景です。 おそらくは…茅葺家屋の犬走りの上に軒をつけ 後から増築したんじゃあないかと…予想しました。 真偽のほどはわかりません^^;
さあお待たせしました。 万人が愛する擬宝珠ですよ!
整然と並ぶ擬宝珠は… いやらしさが無く、ただそこに在るようで その謙虚な姿が愛らしさを増している要素であるような気がします。
これは何ぞ…? と近づいてみると、近くにミツバチの姿が。 よくよく周りを見渡すと、同じ物がいくつか目に止まりました。 そういえば芳醇な香りがほのかに匂う気がします。 養蜂にうってつけの場所なのかもしれません。

何となく立ち寄ってみた場所で発見する美しさ。 ヒントはあらゆるところに散っている気がします。 その欠片を集める事で… そうか。 私の美意識はこういう事だったのか。 ひいては 私という人間は、こういったところに惹かれる人間であったのか。 と、 生きる事の楽しさが 垣間見えるような気がしました。

これから暑さはその厳しさを増していくでしょうが この季節にしか見られないものを この季節に。 1つでも多く目にし、 作る物に反映できれば良いな。と そう思います。

っていう

1回の閲覧

SAC Bros. by Motoman & Enken

Japanese Traditional Craftsman Team

完売商品のオーダーをお受けしています。

詳細はコチラから    

 

We are accepting orders for sold-out products. Please see here for details.

FAQ

Please subscribe our E-mail member

  • Instagramの - ブラックサークル
  • Facebookの - ブラックサークル
  • Twitterの - ブラックサークル
  • YouTubeの - ブラックサークル
0