- SAC Bros. Company
穴窯に向けて
最近のマイ ・ ブームは バガボンドを 1冊 読み、話が進んだところまで バガボンドの原作である、吉川 英治の " 宮本 武蔵 " を読む事です。
バガボンドが完結するまで…置いておこうと思っていたのですが 買い溜めていた小説を一気に読んでしまったので ついつい手を出してしまいました。
そんなに寡黙ではない武蔵のキャラがなかなか新鮮です。 とりあえず今は 又八がお甲と逃げ、武蔵 ( この頃は未だ たけぞう ですね ) だけ置いてけぼりにされたところまで読みました。
バガボンドでは触れていませんが、実は武蔵には姉が居ます。 名はお吟です。
どうもこんばんは。motomanです。
さて、今日は金曜日という事で 喜楽歩でアルバイトでした。
明日 ・ 明後日は銀河村に在廊するので
先日 水挽きした物を、昨日のうちに全てを削ぎ落としておきたかった。
といった塩梅でしたが、右腕がパンパンに張り…それが叶わなかった。というのが
昨日の日記のあらすじです。
必要ないですか。
15個 ほどだったでしょうか?
この程度なら楽勝ですね。
集中力も充分に保てるので、穴開けちゃった的なミスもありません。
おとつい実は、 5つ ほど
削ぎ落とし過ぎて穴を開けてしまいました^^;
ある時に、ふと思い立ってやってみた鎬の入れ方で
線と点を使い、おもしろい鎬は出来ないものか。と
最近ようやく確立できたもので、今まで見た事の無い鎬が出来上がったし
" 用 " の面から見ても、持ち易さが格段に増すので
とても気に入っています。
昨年は、喜楽歩に来て初めて扱った 黒土が楽しく、穴窯用に何も作らず終いで…結局 窯番だけだったので 今回は何か入れよう。と、あれやこれやと考えてはいたのですが。
結局…花器にしました。
どうせだから…初めての志野でもやってみようかな。 薪窯ならではの、渋い織部をやってみようか。 見よう見真似で…いきなり大壷に挑戦しようか。だとか 色々アレしたんですが、あんまりデカいと…スペース的なアレで他の人に悪いし 何より焼成代が気になってしまいまして…
今年の暮れにもやるだろうから、とりあえず初 ・ 穴窯 作品として
作り慣れた物を入れてみよう。と、したわけです。
ろくろにカメ板を嵌め、挽き終えた後に いつもなら 歪まないように…と、ゆっくり外すのですが 穴窯だから変化をつけてしまえ。と、机に ド-----------------------------ンと置いたら 良い感じに歪みやがりました。
なかなか…かわゆいです。
もそっと乾燥が進んだら、もう一味 変化をつけてみようと思っています。
先日 嫁入りした、いささか卑猥な花器です。 アレは金が良い感じにタレていたので、いや これは てっぺんからヌルリと…ビードロがタレたら…卑猥感が増すんじゃあないか !? と、まあそんな感じで。
いつもは 良い物を作りたいなァ。なんて思いながら成形しているせいか 今回は初めての穴窯だから、思い切った事をやっちゃえば良いじゃない。という 何者をも恐れない…ふっきれた感があるせいか 水挽きが楽しくて楽しくて仕方無くなり… 色んな形の花器が頭に浮かび、あと 15個 ほどやっちまうか !? とも思ったんですが。
単純計算で試算してみても、遊びでやるにはあまりに焼成代がアレだったもんで
断念しました^^;
これも花器同様、乾燥が進んだら少しだけ変化を足そうと思っています。
気は心。なんて言いますが 結構…楽な気持ちで、自分が楽しめるよう 普段の水挽きもまた 抜くところは抜いてみようかな…なんて思った 1日 でした