- SAC Bros. Company
裡 vs 外
ものづくりをしている以上、多様な刺激があるべきである。と思い 色々なジャンルに於いて好みが合わない人に、オススメの音楽を教えてもらいました。
早速 聴いてみたところ、世界観は何となく…柔らかくて良いな。と思いましたが YouTube でライブを聴いてみよう。と適当にチョイスしてみると ヴォーカルの顔面が… 今日はオムライスでした。 ケチャップで大きなハートを描いてみたよ。 とかいう写真付きの投稿をしそうな顔面で その投稿に対し 素敵ですね^^ とか書く女子達の沢山の いいね! までもが見えてしまった気がして…
イラッときました。
私のような、黒い妄想癖のある人が死なない限り この世に平和は訪れないと思います。
どうもこんばんは。motomanです。
先日、こういったものを成形しました。 花入としては…若干大きめです。
あと ろくろばかりをしていると、どうしても正円に近い形に偏りがちで こういった荒々しいのもやってみたくなるわけです。
使った土は九谷の磁土で、先日 金沢へ行った際 半田くんが土産に持たせてくれた、タタラ用の磁土です。 ちょうど良いサイズ感だったもんで、そのまま切り出し始める事にしました。
相手は土の塊なので、どれだけ烈しいカを込めても どうと言う事はありません。 ほんの 3秒 ほどの作業ですが、最も楽しいところであり 最も難しいところである。とも言えそうです。
その際に注意すべき点が幾つもあります。 つまり 成形に関して幾つかの制約を抱える事となるので、口元から全てを刳り出す方が 荒々しい雰囲気は幾分出し易いのかもしれませんが 口元から全てを刳り出そうとすると、それが可能な形で無ければならない。という 別の制約が生まれるので、正直なところどっちがどう。だとも言えません。
若干 ねじれているような ちょっとした不安定感と言うか 素直に目に入ってこないあたりが…自分らしいかな。とも思いましたが 口元と足元のバランスがグッと良くなり、エッジの効いている感は増した気がします。 それが自分にとって良い事なのかどうかは…別として。 取り敢えず成形完了デス。
男性的なラインを狙ったにも関わらず、結局最後は 中性的なイメージになってしまいました。 そういった星の下に生まれてしまったのかもしれません。 どうもそっちに寄ってしまうのです。
想像しているような焼き色が狙えれば…すごく気に入ったものになりそうです。 アウトラインから成形する、こういった手のものも 今後 続けていきたいところです