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還元電気窯


気温と体感温度って別ものですねえ。 気温が低くても、陽が射していると暖かく感じられるし 逆もまた然りで。

抜けるような青空が懐かしいです。

どうもこんばんは。motomanです。

さて 小山さんのご紹介で、私の自宅からそう遠くないところで作陶されている Kさん の窯を見せて頂くべく、車を走らせました。

今ではもう、そう珍しくはないのかもしれませんが 還元焼成を得意とする電気窯です。 以前 ネットだか雑誌だかで見た事はあったのですが、実物は初めてでした。

📷 これが Kさん の窯です。 まあ…一見 普通の電気窯です。

📷 最たる特徴はやはり、内側の造りです。 電熱線が覆われている事で、還元をかけても 熱線が痛まない。と言うのです。

Kさん の窯も、焼成中に炭や薪を放り込んだりで あたかも…灯油窯の内部のようになっていますが 歴とした電気窯です。

📷 下部にはガスを送り込む為の穴もついていますが Kさん は薪と炭にこだわっておられるようで、結局 ガスの還元はされていない。との事でした。

📷 上蓋式で、 5つ の穴が開いています。

📷 焼成中にここから薪や炭などを投下するようなのですが 意外にも ?? 碍子の外側も内側もとてもキレイでした。

煤が焼き切れちゃうんでしょうかね。

📷 制御盤は 温度計が上と底部に 2つ 設置されているようで 別の温度がしっかりと表示されるそうです。

もちろん、熱線と同様に温度計自体もカバーされているのですが それで温度が計れるってのが…ナゾですね。

📷 熱線を保護しながら、断熱する事もない炉材って 一体何なんですかね ??? 今度ジミー ・ T氏に訊いてみましょう。

📷 以下、この窯で焼成された Kさん の品々です。

私はいつも電気窯を使っている為、 おい。それは違うぜ ! という点もあろうかとは思いますが

電気窯の特長は、再現性が高い事 灯油窯の特長は、還元焼成に特化している事 ガス窯の特長は、電気と灯油の中間の性質を持っている事

だと思っています。

📷 薪焼成に関しては、私の中で特殊な位置にカテゴライズされていて 特殊というよりも 他のどんな窯とも類似しない、独立した性質を持っている。 と感じます。

📷 炎が走り 品が焼けるのと、電気窯のように カロリィを与えて焼く。というのは別もので もちろん、穴窯や登りに関しても 輻射熱が影響しているわけですから、厳密な意味では言い切れないものの まあ…そう表現しても語弊はないかと思います。

📷 そういった意味でこの電気窯はとても興味深く 温度計で炉内を計っているわけですから 焼きが甘い。という事はありえません。

それに加え、焼成中に炭や薪を投入する事で ビードロやコゲなどで表情をつける事が出来るので 電気窯の特長である、再現性の高い点と 薪焼成の面白い点を併せ持った窯である。と言えそうです。

📷 薪で焼成するような、ドロドロの濃いビードロを狙うのは無理でしょうけれど お話を伺うと、そもそもこの窯は 備前焼が出来る電気窯。というのがウリなようで いわば 備前焼の焼成テストと言いますか そういう焼きに特化した窯だそうで。

備前の窯は大きく、一度焚く為には大量に焼成しなければならないし 釉ものを電気窯で焚くのとは違い、その手間も労力も大きく違います。 焼き方研究用の窯ってところなのでしょうね。

メーカーを見てみると、岡山の会社でした。

ここまでしっかりと焼けると面白そうですね。 この窯で試してみたい焼きを思いついたんですけれど… お借り出来る機会があるでしょうか !

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ヒュッゲな生活を提供すべく三重県伊賀市に工房を、東京に営業所を構え活動しているユニットです。


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