
SAC Bros. Company
一ツ目
安部公房の箱男を読み始めて…はや半年。 寝る前に何かしら活字を見ないと眠れない質で ( そうでもないですけれど ) 箱男を読み始めるも全く頭に入らず、結局 サリンジャーのナイン ・ ストーリーズ ( もしくはブラック ・ ジャック )を開いてしまいます。
なんだかんだと 笑い男を何度も読み返してしまいます。 生で団長の話を聞いてみたい。
私が箱男を読破するのは何時の事なのでしょう。
きっと人生にはタイミングというものがあって 何か違うな。と思った時は 何か違うんでしょう。
どうもこんばんは。motomanです。
今日も普限窯の窯詰めに行きました。 最近 ろくろを挽いていませんが…大丈夫でしょうか。
Tさんの大皿 2枚 、無事に詰め終わりました。
今度 忘れないように聞きましょう。
これは棚崩れを防ぐ意味で、実際 前の 4月 の窯焚きの最中、震度 5 ほどの地震が起こりました。 この楔を噛ませていなかったら…崩れていたのかもしれません。 無くても崩れなかったのかもしれません。
要は 手間を惜しむな。という事ですね。
過去の実験で、一度の窯焚きで最大 48本 もの引き出しをしましたが 小山さんの納得のいく水準を超えたものは、そのうちの 20数本 でした。
それからはその値を最大数とし、引き出しを続けています。
よって 100時間 を超えたあたりから引き出しが始まり 胴木の中の品がどんどん少なくなってくるので、熾の溜まり方などにも強く影響します。
どのタイミングでどれを引き出し、そうすると その後ろの品がどれくらい炎に直接さらされる事になるか どのくらい熾をぶつける事が出来るか。などを考慮し 慎重に事を進めていきます。
引き出し予定は 100時間 経過した時点くらいです。
棚から品までの距離感、品と品との距離感 それに付随する理由。 様々な思考材料が混在する中、ベストだと思える道を探します。
私もこれを目にし、やってみたいなァ。と思ったわけですが それよりも他にやりたい事が山積していて 今回は見送りました。
きっと 私の中で、まだそのタイミングじゃあないんでしょうね。
信楽では 大壺の肩にぐい呑みを並べて焼成し、ぐい呑みだけを引き出したりと アイディア次第でこういった焼成方法の幅は広がりそうです。
私も何か考えてみよう