
SAC Bros. Company
独行道
リクナビの CM でしたっけ。 子供が " 子供に夢を託すな。大人も自分を生きろ " 的な歌を歌うやつ。 良いッスね。
自分は幸せだと思える人ばかりの世があったならば " 世界 " というくくりで見ても…幸せに満ちているという理屈。 一見ありえないようで、これ以上なく単純な理屈。
自分は結構…割と真面目にそういう可能性を信じています。 ひとつ掘り下げると正義や悪の概念があったりでややこしくなりますが 評価すべき理屈だと思います。
どうもこんばんは。motomanです。
さて、一応 一段落ついたので久々にキーボードを叩いてみる事にしました。
昨年に引き続き…有り難い出会いが色々とあり、論文チックに書き出してみると まとまらない原稿用紙が 1000枚 ほどすぐに埋められるのではないか。とか思っちゃいますが まァとにかく 制作の姿勢であったりだとか進みたい方向性であったりだとか それはもう多岐に渡りますが、大きく考え方が変わり続けている昨今です。
ものを評価する最も簡単で有効な方法が " 比較 " ですけれど この 4年間 の自分が持っていた考えや信念 ( チックなもの ) なんかを振り返ると 今と比べていかに無知であったかが露呈し過ぎて…イヤんなっちゃいますが 逆に言うと…昇華した。と言えるので そういったものは苦笑して一蹴してしまいましょう。
長きに渡って持っていた疑問が、ある日ある人の会話の中でスッと解けたり 納得する事で目前の霧が晴れ、今までよりは少しだけクリアに道が見えてきたり 疑問は多ければ多いほど良い事だ。とは思ってはいるものの それが頭の片隅に固着してしまうのも…それ自体が問題になってしまってアレです。
それでも 雲の切れ間から射す陽の光は眩しいものです。
盲目という事は一方で蔑まれる事もありますが 一方では強さである。とも解釈できます。 自分の得意な領域に落とし込み、それが成ったならば良し。 成らなければ…素材から見つめなおす必要性アリ。 コンセプト不足 ・ 技術不足…など、壁に阻まれる事となりますが なるほど それが始まりである。という理屈です。
それにしてもヒトの持つ時間はあまりに短く どれもこれもは叶いません。 ある程度、自分の世界を敢えて狭める事も 取り様によっては有効で、精度や質を上げる要因になり得るのではないか。と感じる今日この頃。
こういった発想が、少し未来の自分にとって良いのか悪いのかは… その時が来ればわかる事で、恐れる対象ではありません。 本当に恐れるべき事は、身体の自由が利くうち どれだけ独行道を歩めるのか。という点。
結構なレヴェルの危険な匂いがプンプンする気がしますけれど 色々な事をあれこれと収束してみた結果、そういった考えで今は居ます。
今が過去になった時 うわあ なんでこの時こう思っちゃったんやろう。と 苦笑するも一笑であるし うむ なかなかの判断であったぞ自分。と 独行道を歩み続けて死んでいくのも一生。
それはそれで悪くないでしょう。
明日から自分が形にしていくものは これまで作ってきたものとは大きく変わってきそうな予感がします。 今更感たっぷりですけれど…
独行道を往きます。