
SAC Bros. Company
生焼け
なんだかこう… 暖かくなってきたらなってきたで。 暑くなるのが嫌だなァ。なんて思ってみたり。
どうもこんばんは。motomanです。
数回前に焚いた、喜楽歩の電気窯で
どうやら焼成中に熱線が切れてしまっていたようで。
ちょっと暗くてアレなんですけれど、かなりマットな感じなのがお分かり頂けますでしょうか。
釉の溶け具合からすると…どうなんでしょう。 1100℃後半あたりで切れちゃった感じでしょうか ??
触れるとザラついていました。
外側に掛けた釉も、当然 焼きが足らなかったわけですけれど。
溶けてはいたし、いつものそれとは雰囲気こそ違いましたが
嫌いではなかったです。
先日の泉州焼まつりで販売した、真ん中あたりの真っ赤な新作がそれです。
焼き直しました。
随分と発色具合が違いますね。
思わぬ事で、半溶けの雰囲気を手にとって見られたわけですが。 ああいう…ドス黒い赤。と言いましょうか 悪くないな。と思ってみたり。
でも溶け切ってないわけだから、品としては当然…不完全なわけで。
温度を上げなければ使用出来るまでに至らないし 温度を上げるとドス黒い赤は得られません。
融点のみを下げる事が出来れば…その両方を得る事が出来るんでしょうか。 陶芸って面白いモンです