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肌合い


世に在る " キレた物 " というのは 多種多様な要素の上に成り立っているのでしょう。

陶芸で言うならば、それは 土 焼き 形 釉調 技術…など それらのどれもが " 良い感じ " に相まってきちゃうと キレちゃった物が出来上がっちゃうんだろう。と思います。

そのうちの幾つかの要素が特化し、洗練されたキレた物もあるでしょうし 特化させなければならない。というわけでもないのだろう。と想像すると 美術品としての陶器もあれば 民芸としての陶器が同じ世に成っている事の説明がつく気がします。 きっとベクトルが違う。と、そういうわけです。

でも私は器用な人間ではないから 作った物を実際に手にしてみないと、次に作る物が想像 ( あるいは…創造 ) 出来ません。

そこで。

どうもおはようございます。motomanです。

失敗を繰り返すわけです ^^

ふとしたアレで作り始めたこのシリーズ。 玉作り以上に玉作りと言いましょうか…成形方法は極めて単純で 留意する点と言えば 勢い ! なるべく躯体に触らない事 ! とまぁ…そんなところで。

気分転換に作ってみた。というのが始まりでしたが 意外にも好評価 ( ?? ) で、もっと深く追ってみようか。と また作り始めてみました。

何より 手に負担がかかりにくいのが良い…

単純な成形方法とて、幾度もやってみるうちに 技術と速度が上がるモンですねえ。 このシリーズに成形技術なんて必要ないんだぜ。なんて思ってましたが、ところがどっこい。 単純ゆえに…遊びの無さに気付き、正面から真摯に向き合ってみると 実に難しいものです。

当初は " 鋭さ " のみに特化しよう。と、そればかりを追いましたが どうもそれだけではない気がしたので、何かあるはずだ。と模索してみると また違った道の先に、ある種の小さな可能性が見えた気がしました。

" 風化 " とでも言いましょうか。 長年、風や水に曝されてきた物体が放つ、経年を感じさせる風合い。 器というものにつきものである、形と利便性の葛藤。 鋭さを追っていた時の形は、まさに鋭く…利便性に欠けている部分がありましたが 今回の物は一応、そのあたりをクリアしました。

赤子が頬ずりしても問題ありまセン。

同時に 故意でありながら自然な不完全さを加えたい。という欲が湧き 前に作ったものとは違った方法で、形を崩せないか。と考えてみたところ 故意に圧力をかけて破るのではなく、自然にヒビを入れる方が合うのではないか。 風化したような肌合いの形に、クラックを入れられれば…面白いかもしれない。と予想し それらを両立できるかもしれない…作業工程をひとつ、挟んでみると

バックリ割れました ^^;

作った半分は崩壊 残りは格好良いクラックが入りませんでした。

是即全滅。

まあ 肌合いは気に入ったので、崩壊しなかった物は焼いてみるとします。

意思を以って成った形に 故意に、不適切とされている作業工程を加え 自然な風合いを醸し出したい。というのだから…

わけがわかりません

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SAC Bros. by Motoman & Enken

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