- SAC Bros. Company
肌合い
世に在る " キレた物 " というのは 多種多様な要素の上に成り立っているのでしょう。
陶芸で言うならば、それは 土 焼き 形 釉調 技術…など それらのどれもが " 良い感じ " に相まってきちゃうと キレちゃった物が出来上がっちゃうんだろう。と思います。
そのうちの幾つかの要素が特化し、洗練されたキレた物もあるでしょうし 特化させなければならない。というわけでもないのだろう。と想像すると 美術品としての陶器もあれば 民芸としての陶器が同じ世に成っている事の説明がつく気がします。 きっとベクトルが違う。と、そういうわけです。
でも私は器用な人間ではないから 作った物を実際に手にしてみないと、次に作る物が想像 ( あるいは…創造 ) 出来ません。
そこで。
どうもおはようございます。motomanです。
失敗を繰り返すわけです ^^
気分転換に作ってみた。というのが始まりでしたが 意外にも好評価 ( ?? ) で、もっと深く追ってみようか。と また作り始めてみました。
何より 手に負担がかかりにくいのが良い…
" 風化 " とでも言いましょうか。 長年、風や水に曝されてきた物体が放つ、経年を感じさせる風合い。 器というものにつきものである、形と利便性の葛藤。 鋭さを追っていた時の形は、まさに鋭く…利便性に欠けている部分がありましたが 今回の物は一応、そのあたりをクリアしました。
赤子が頬ずりしても問題ありまセン。
バックリ割れました ^^;
作った半分は崩壊 残りは格好良いクラックが入りませんでした。
是即全滅。
意思を以って成った形に 故意に、不適切とされている作業工程を加え 自然な風合いを醸し出したい。というのだから…
わけがわかりません