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蒲公英


女性が放つ " 汗ばむわぁ " という言葉に 敏感に反応してしまうのは、私だけではないはずです。

どうもこんばんは。motomanです。

ペプシがその真価を発揮する季節に成りつつあります。 特に、屋外で 人ごみを眺めながら飲む、キンと冷えたペプシが美味い気がします。

真昼間からビールを片手に歩く人の事が、今まで理解できませんでしたが そう考えてみると…わからなくもないかもしれません。 人々を肴にしているんでしょうか。

先日、作業小屋の傍らに咲いていた 蒲公英の綿毛です。

なかなか面白い形をしていました。

左の綿毛は、左半球が吹き飛んでしまっています。 では右は ?

実は右も、上半分が吹き飛んでしまっていました。 よく観察すると、その密度の違いが見てとれます。

見る方向によって印象がまるで違う形の、典型的なものと言えるかもしれません。 アウトラインは点によって成り立ち それらの点を、無意識下で線として繋ぐ事で 綿毛は球体である。と認識します。 足りない部分を、想像で勝手に補ってしまうわけです。

それが裏切られると、面白いと感じる事がある。という事です。

私がこの鎬を考えたのは、 粉引きに取り組む事にした時、その代表的な装飾方法である 従来の鎬を、面白く変化させられないか。と考えた事

展覧会の時、年寄りでも ( 指先に力が入らない人でも ) 指で挟み込む力だけで 楽に扱える湯呑みは無いか ? と問われた事

いつもは電動ろくろの上で削り作業をするので、縦のラインを彫る事が少ない事に気付き 縦のラインを用いた彫りをやってみたかった事

と、まあ細かいところを含めると…数え切れませんが ようやっと行き着いたのが、この鎬。というわけです。

私の中では、この鎬と蒲公英の綿毛の形が同じ構成をしている。 つまりは 鎬を止めたところを点と認識すると、それらを横方向に繋げれば… 横方向に流れる、新たなラインが出現するんじゃあないか。という予測を 形にしたらこうなったわけで この湯呑みと蒲公英は、同じ構成を成している。と言えます。

実際、とても持ち易いし 縦に流れるライン ・ 横に流れる点を繋いだラインが、 想像通りに過不足なく表現出来た。と感じているので とても気に入っています。

最初に、発想するきっかけになったのは…いわば 用から見た、持ち易い形で それに付随する形で生まれたのが、この装飾性と面白さです。

彫りや削りをテーマに制作する、私の代表作となってくれるでしょうか… ?

用と美を兼ね備えたものをデザインと呼ぶならば こんな私がよくこんな鎬をデザインできたなァ。と、自画自賛しております ^^;

そんな事はさて置き…

この削り方を形にした際、最後に私の背中を押したのは 月でした。

天見は 天しか見るものがない。というのが、その名の由来ですが 天に浮かぶ星や月はとても奇麗で それだけで充分だと思えます。

日々 その表情を変化させ続けていく月を見て ああ、そうか。 光の当たる方向が違うだけで、その姿形を大きく左右する 縦の一本のラインが変わるのか。 それだけでこれだけ差が出て、面白いと感じるのだろう。 と、この鎬の原点になった事は確かです。

エミール ・ ガレは、自然界に美の全ての始まりがある。と 植物をモチーフにした作品を多く遺しましたが なるほど、確かにそうかもしれません。

そういった視点を持ち続ける事が、価値のある事だ。と言えそうです。

この子はまだまだ甘いです。 惹かれるモノは、真摯に ( 紳士に ? ) しっかりと向き合いマショウ。

良いなァ

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陶芸や写真を通じ世界中の人々にヒュッゲな生活を提供すべく三重県伊賀市に工房を、東京に営業所を構え、2019年12月から本格的に活動を開始したユニットです。


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