陶芸や写真を通じ世界中の人々にヒュッゲな生活を提供すべく三重県伊賀市に工房を、東京に営業所を構え、2019年12月から本格的に活動を開始したユニットです。


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金継ぎ


昨日は喜楽歩の臨時の仕事で GW のイベントとして、クロスモールという… シネコンと、小さな規模のモールが合体したような所で 出張ろくろ教室をやっていました。

人前でろくろを挽くって…照れくさいモンだ。と思っていましたが ここへきて慣れてしまったようです。

相変わらず恥ずかしさは残りますけれど、ネ。

どうもおはようございます。motomanです。

さて。 普限窯にて、 7.5日 かけて焼いたこの花器 ( 当初は抹茶碗として作ったわけですけれど ^^; ) 。 ようやく完成しました。

正面から見た画です。

裏側。

ハマ磨りか上絵かサンドブラスト…あたりが 焼成後に出来る事。と思っていますが、金継ぎがあるじゃないか。と思い立ち 成形中に " あえて " 躯体を破っておきました。

技術不足でキレたわけではありませんよ。 決して。 たぶん。

ほんまモンの金継ぎは 漆と金粉を使うようですが、そんなアレもないので 今回は簡易的な金継ぎです。 接着剤と真鍮を使いました。

私の作業場によく遊びに来る稀有な人が居まして。 その方が、 wad に金継ぎ講習を受けに行ったので 教えてもらった次第です。

ほんとは私も行くつもりだったのですが、 陶ISM と日程がかぶってしまったのでアレでした。

とりあえず 接着剤の硬化時間が非常に短いので、手早く作業できるように。と 金継ぎをする箇所に付箋を貼ってみました。

5分 で硬化するようです。 2液混合のエポキシ系です。
同量を混ぜると反応し、接着剤としての効果を発揮するタイプですね。
小麦粉を目分量で同量混ぜるらしいです。 理由は何か忘れました。 理由を聞いたかどうかすら危ういです。
これをねるねるねーるし、破れ ( させ ) た箇所に塗布します。

出オチ気味でナンですが、結果から見ると 塗り過ぎた感が否めません。

内側にも塗布しました。

作業をしている私って、こんな顔面しているんですね。

さて。 完全に硬化するまでに 15分 ほどかかるようなので もひとつ金継ぎしたかった物を取り出しました。

先日の 陶ISM 2012 に出品した浅鉢です。 オチルさんの仏像の後ろに、光背のように立ててみたら格好良いんじゃあないか。と思い立ち まあ、そうしてみたわけですが とんでもなく風の強い日で、 100均 で購入した皿立ても樹脂製で…非常に軽かったし 品自体もかなり薄手だった為…風に吹かれて落ちて割れました。

お。 これは金継ぎを試せ。という暗示的なモンか。とビビッときたので 継いでみたわけです。

そう。 " 金継ぎ " と一口に言えど、その種類はおおまかに 2通り あります。たぶん。

ひとつは…割れたもの同士をくっつけ、修復する事 ひとつは…欠けた箇所を補修する事

修復と補修の意味の違いを正確に把握していませんが、なんとなくそんな違いがある気がします。

浅鉢はくっつけ、修復するタイプで 上の花器は、穴を埋める為の補修です。

くっつける際にはちょっとしたコツがあるようで、考えてみれば なるほどそうだ。と納得できる…当たり前の事なんですけれど まァ…どの欠片をどういった順序でくっつけると効率が良いか。 効率が良いか。と言うより… 3D パズルのようなモンですから 順序を間違えると、欠片を嵌められなくなる可能性があるので。

また 細か過ぎる欠片の場合は、先にそれらをくっつけ ある程度の大きさにまとめてから作業をすると、スムーズに事が済みますね。

浅鉢に接着剤を塗布している間に、花器のほうが乾燥しました。

接着剤の箱に書いてある謳い文句にあるよう、確かに 5分 で接着能力はかなりのものですが 盛るように塗った事もあってか、硬くなりきるまでには 15分 ほどかかりました。

そして 次の作業が…余分な接着剤をヤスリで落とし切る。というものなので 硬くなりきっていないと都合が悪いわけです。

作業している私ってこんな顔面しているんですね。 起きてますよ。

初めてという事もありましたが、めっさ時間掛かりました。 肌がつるっとした品であれば、ペロリとキレイに剥がせられるらしいのですが 私の品は表面がザラッとしているので、んな上手い事いきません。

と、言うか 接着剤盛り過ぎました ^^; 無駄が多く、無駄な仕事量が無駄に増えてしまった感でいっぱいです。

次はきっと…もっと早くやれそうではあります。

ようやく全てを削り終えられました。 どんだけ。 ヤスリをかけまくったのか。

これら 2つ に…接着剤を塗布するところから 2時間 も掛かってしまいました ^^;

最終調整は耐水ペーパーを使ってやるそうですが、パーリングナイフとヤスリを使ったら 指でなぞっても違和感のないくらいにキレイに埋まったので、今回は割愛しました。
で。いよいよ。 かぶれにくくて乾くのが早い漆。というのがウリの、新うるしというものを専用のうすめ液で溶き そこに真鍮の粉を投入。 混ぜます。

真鍮の粉の量で色味を調節するそうです。

あとは 接着剤を塗布した箇所に塗るわけですが、筆は使いません。 割り箸なんかをナイフで尖らせた道具を作り、その細い細い先っちょで 掬うようにしては…塗布したい箇所に盛る。といった感じでした。
wadさん 曰く 立体感がはっきり見て取れるほどに 盛った方が格好良い。だそうです。
浅鉢は欠片を紛失した箇所があり、パテで埋めてから色を乗せる事にしたので 後日 完成するとして。

花器は完成しました。 正面から。

最も大きく破った箇所。

これなら もっと大胆に、そして格好良い破れを作ったならば もっと面白いモンができるんじゃあねえか。と思いました

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