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個性


月の奇麗な夜です。

どうもこんばんは。motomanです。

先日、南港のATCの GALLERY H-3 という所で開催されていた 書と陶 二人展 を見に行きました。 昼馬 和代さんに初めてお会いしたのは…いつだったか…忘れましたが……

1つ言える事は、昼馬さんが声を掛けて下さった展覧会がきっかけで 昨年3月のグループ展に繋がり、結果として 同世代の陶芸家と知り合う事になり、今私が喜楽歩でアルバイトしているのも そのグループ展に参加したからこそ。ですから… 私の活動範囲をグッと広げて下さったのが、昼馬さんその人です。という事ですね。 昼馬さんには一生頭が上がらない事でしょう。 📷初めて昼馬さんの作品を見た時、女性が作ったとは思えない 雄大で力強い景色だなあ。という印象でしたが、その後の個展に毎回足を運んでいると ああ。いかにも昼馬さんらしい作品だなあ。と思うようになりました。

人柄が表れている。と言いますか おおらかで 優しくて 大胆で 丁寧な仕事をされます。

マット調の白をよく使われていますが、この白マットがとても奇麗で 私の白マットなんてマット ( 半艶消し ) じゃないよ。と言わんばかりに 一筋のテカりも見えません。 ガラス質を抑えてあるからそういったマットが得られるわけですが、 デメリットとしては…食器には向きませんが、このような花器には使えますし 防汚性が多少アレでも、この質感は魅力的です。

また、昼馬さんの白マットは仄かにピンク味が入っていて これがまた…上品な柔らかさを演出しています。

展覧会全体としては、永田 峰亭さんの書が壁に飾られ 部屋の中央には昼馬さんの陶立体があり それはそれは広いスペースでしたが、多過ぎず少な過ぎずで 奇麗にまとまっていました。

昼馬さんの他の作品はコチラ。 ギャラリーから見られます。

世の風潮として 子供に対し、個性を伸ばそう。 個性を大事にしよう。 やりたい事を見つけよう。だなんて言っているように思います。 ナンバーワンよりオンリーワン。 鳥さんも言っていましたが、オンリーワンならある意味ナンバーワンです。

運動会の徒競走では、ゴール前で後続を待ち…手を繋いで一緒にゴールしたりするそうです。 成績のつけ方なんかも昔とは随分変わったみたいですね。 個人に対する評価ではなく、全体の内の1人としての評価の仕方だそうです。

なるべく他人と差が出来ないような教育をしているのに、一方では 個性を謳っています。 私には理解できません。

そもそも…個性が全ての人間が持ち得るものだとは思いません。 そりゃあ誰1人として、色んな事柄に対して全く同じ発想をする人間は居ないとは思いますが 魅力のある個性を放つ人なんてそうそう居ません。

それを、物心つくかつかないかの子供に 個性を磨こう!だなんて…酷です。 私のようなヘンクツなら、個性なんて誰でも持っているもんじゃねえよ。で終わらせますが 個性について真剣に考え、個性が無い事に気付き…それに負い目を感じる子供は沢山居るでしょう。 そうじゃあないんです。

いくら良い物を作っていても、それを認め 発掘してくれる人は必要だし 私のように、自分とは何か。何を作るべきなのか ( あるいは何を表現したいのか ) を考え続け 未だ…答えの片鱗すら見えていない人も居ます。 それにはしばしば閉口してしまうし、焦りも募りますし…不安もよぎります。 自分はこの先大丈夫なのだろうか…と、自分の事が信じられなくなってきます。

でも考える事を辞めてしまったら…終わりが始まります。 それにはどれくらい時間がかかるのかなんてわかりません。 一生芽が出ないかもしれません。 そうなった場合、決定的に欠けている何かがあるはずで 結局は自業自得なんだと思います。

問題は、ですよ。 その”個性”を形にするのが作家なわけで。 私が作った物だから、私の個性があるかと言われれば そうかもしれない…し、それだけではない気もします。

形や色をある程度限定し、そればかり作っていれば 一見それは…個性に成り得ると思います。 でも、自由に発想・制作すべきが作家であるように思うので そんな足枷を自ら嵌めていては…勿体無いようにも思います。

私の個性って何なんだろうなァ。 この悩みは…まだまだ続きそうです。

昼馬さんのような。 自分の子供と同じ年頃で、陶芸界の隅っこでひっそりと制作している…私のような作家 ( もどき? ) に対して 個と認め、きちんと敬語を使って接してくれるような人だからこそ あのようなおおらかな、魅力ある物が作れるんだろう。と そう思います

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