• SAC Bros. Company

止水


三寒四温。 今日は随分と暖かくなりました。 明日の日中は15度を越えるそうです。 春の足音が聞こえてきましたね。 ショコタン風に言えば、 ギザ待ち遠しす。 って感じです。

どうもこんにちは。motomanです。

土曜日の午前中に窯出ししました。 試作・習作がほとんどで…完成度のほどはいかに? というのが大きなテーマとなった窯出しでしたが。

150℃をきり、徐々に窯の蓋を開き… チラリチラリと覗き込んだり、ウロウロしながら温度が下がりきるのを待ち… はやる気持ちを抑え、ようやく窯出しできました。 📷3月に地元で開催される公募展に出品する大鉢です。 今回の窯で、計4つ焼き上げました。 かたちはそれぞれバラバラで、 2つは口縁に半艶消し黒を塗布したもの、うち2つは自作釉薬を塗布したもの。 さらにその2つの1つずつの胴を、透明とタルク透明に掛け分け、 景色の違いを見る事としました。 📷つい嬉しくなり… 早速ジェノベーゼを作ってのせてみました^^;

ペペロンチーノの方が合うかもしれません。 📷制作者としての見所は… ・キズやキレがないか ・釉薬の発色具合はどうか ・彫り込んだ波模様が生きているか ・今回初めての挑戦となる、口縁に置いた黒味がどう影響するか ・大鉢自体の形状はどうか ・全体的な世界観はどうか などなど、多岐に渡りますが…

そのほぼ全てにおいて"合格"とする事ができました。 まだまだ改善の余地はありますが、現時点での私から出たモノとしては満足しています。

以前、堺での2人展でこの原点となる大鉢を発表しました→夢庵 折り返し それをご購入いただいたのが、スキューバ・ダイビングをしている方で 水中から見上げた水面を連想した という言葉をいただきました。 まさにそれが私の表現したかったところで、制作者として感無量でした。

あれから…はや半年。 削りを用いて波模様を彫り込む私のかたちはここまで来ました。 自己評価ではありますが、これは昇華と言えるでしょう。

今回のものは、 より深くから見た水面をイメージしました。

私のようなつくり手は、 ものを気に入ってくださった人の手に作品を送り出し それを超えるものを生み出す事こそが、その人に対する礼儀であり、責任であり ものの成長、ひいては私自身の成長を共に喜んでいただけるような… そういう関係であるべきだと思っています。

原点となるあの大鉢を手にしていただいた方に、是非これを見てもらいたい。 3月になれば案内状を送ります。 またお目にかかる事ができたなら、嬉しく思います。 📷そして…

私の背中にまたひとつ。 これを超えるものを生み出す責任がのしかかりました。

具体的に、どこをどう改善すべきか。 何を以って、更なる昇華が成されたと言えるのか。 その芯はまだ見えていません。

とりあえず手を動かすところから。 今日は直径48cmの大鉢を挽いて来ました。 予想では50cmあたりまでいけるとは思うのですが… 窯に入らなければ意味プーなので、気持ち2cm小さく止めておきました。 おそらくこの大きさが私の窯の限界です。

65cmくらいの大鉢を挽いてみたいのですが…ああ。 もっと大きな窯が欲しいな。と思う今日この頃です。

"止水"と名付けたこの大鉢。 人を魅了する事ができるでしょうか。 私の裡にある世界観に、共感する人が現れるでしょうか。

3月の公募展が楽しみです

2回の閲覧

SAC Bros. by Motoman & Enken

Japanese Traditional Craftsman Team

FAQ

Please subscribe our E-mail member

  • Instagramの - ブラックサークル
  • Facebookの - ブラックサークル
  • Twitterの - ブラックサークル
  • YouTubeの - ブラックサークル
0