
SAC Bros. Company
穴窯
先々週からアルバイトをしている喜楽歩で 現在 穴窯焼成中です。 主催者 八田 亨さんのブログ : kirakupo と併せてご覧になられると…面白いかもしれません。
穴窯を焚くのは初体験で、私の事ですから。 前もって調べていくより、直に体験した方が覚えるには良いんじゃあないの的な いつもの楽観的なアレで突入したので… これから書く内容に誤りがあったりすると思いますが まあ軽くスルーしてやって下さい。
どうもこんばんは。motomanです。
昨日は朝から SAV で素焼きの窯詰めをし、スイッチ・オン。 夕方から喜楽歩へ向かい、穴窯の当番をしに行きました。
初めてだらけなので少し戸惑いましたが、喜楽歩 講師のNさんに色々と教えて頂き
とりあえず…焚いてみる事となりました。
膨大な量の薪を使う為、コストが非常に高くつきます。 そこで…比較的温度の上がり易いうちは、廃材などを使用します。 杉の廃材を投げ込み、温度を上げていきます。
800℃近くまで上がったので… 2 x 4 の米松に切り替え
木蓋という炊き方に変えました。
還元状態が終わると、黒煙が徐々に白くなり…正常な状態での燃焼に入ります。 熱が蓄えられ、徐々に窯内の温度が上昇します。
この窯のこの温度帯の場合、
薪を入れる ↓ 還元状態で温度が2~3℃下がる ↓ 酸素が供給され、酸化状態になり…7~8℃昇温する
の1クールを繰り返す事で、徐々に温度を上げていきます。
1クールがだいたい8分ほどですので…
1時間で約50℃ほど上がる事になります。
突っ込んだ薪が半分ほど燃えてしまったところで押し込み、
それらが燃焼するのを待ちます。
燃え終えると、落とし込みます。
この繰り返し繰り返し。 徐々に温度を上げていきます。
23時に帰路につく頃には、1000℃近くまで上がりました。
私の作品は入っていませんが、早くも焼き上がりが楽しみです