• SAC Bros. Company

窯傷


昼間というに 時々 肌寒く感じる日が増えてきましたねえ。

そろそろ… 天見が凍結しますよお。 あいつ死んだんちゃうか。と motoman 死亡説が飛び交う季節がやってきますよお。

どうもこんばんは。motomanです。

喜楽窯 ・ 普限窯で薪窯というものを体験して以来 その魅力に取り憑かれつつあるようです。

DAN T"EA に出品するつもりで作った物、何点かありましたが さすがに黒土を薪で焼いている人なぞ…そうそうおらず まるでデータが無い状態だったので、イチかバチか。 ダメならダメで、次回 土の耐火性を増せば良いか。と、思い切りよく挑戦しました。

結果から言えば、黒土の耐火性はまあ…普通に OK でした。 白土をブレンドした半磁も OK でした。 近々、喜楽窯で窯焚きがありますが DAN T"EA 在廊とかぶっていて、窯焚きが出来ない為 見送る事にしました。

📷 窯の何処に品を置いておくかで 随分と焼きに違いが出るわけですが、私が最も興味のある部分は 熾に埋もれる部分でしょうか。

この品は喜楽窯で焼いたもので、熾に埋もれた部分が とても面白い窯変となりました。

陶芸は化学だ。と言う方がいらっしゃります。 至極当然の事、あらゆる要素が絡まり合い 化学式で説明のつくところであるんでしょうけれど、窯の中の品を どこまで人の手で操作出来るか。という部分に限度がある為 再現が難しく、また 想像だにしなかった品が穫れる事もあるわけで、そこが薪の面白さの原点であるとも言えそうです。

📷 見込み部。

かなり薄造りであった為、また 窯の中でコネコネした為…ものすごくブ厚く釉がかかった事もあり ??? 底が見事に溶けました。 溶け切ったのは初めてですが、コネコネした時に破損した痕なのかもしれません。 おそらくは後者でしょう。

📷 花入れも…微塵も予想しなかった窯変っぷりを魅せてくれました。 引出すつもりで入れたのですが、熾に埋もれ過ぎて発見すら出来ず まァ…熾に埋もれさせた状態で、この土がもつのかどうかも見たかったというアレもあり そのままにしていたところ…熾に押され過ぎてコケてしまったようです。

キン肉マン ゼブラ を彷彿とさせる ( !? ) ものすごい窯変を魅せ 炎の勢いと言いますか これぞ薪の面白さ。と言いますか。 電気窯で焼けば…ただただ白く焼き締まるだけの土に こんな景色が出るものか。と…驚く変化が見られました。

ただ 自立させた状態で置いていた為、当然 コケてしまう事は予想外だったわけで 赤貝をあてておいて頂いたわけではありません。

もしこの品の 肩の傷が貝目で 足下にむき出しの白地が無ければ…ものすごく気に入った品になっていただろうな。と想像します。

このまま置いておいても仕方がないし、金で修繕しつつ…絵を描いてみようとは思っていますが 絵心が無い私に、うまく出来るかどうかはワカリマセン。

📷 こういう状態で。 熾の中で寝ていたわけですね。

しかし 窯変って面白いなァ… すごい色ですよね。

📷 強還元で素地の色、ビードロの色がえらい事になり 肩が床に設置していた事もあり、コケてから釉の流れが変わり わけのわからん動きを魅せていました。

薪焼成では 窯の中に薪を投げ込み、溜まった熾に埋もれさせれば今回のよう 熾に押されてしまう事などもあります。

未だ見学に行った事がありませんが、岸和田の西念陶器研究所では 長年 炉内天井部に厚く溜まったビードロが溶け、それが水滴のように品にポタリと落ち 面白い品が穫れた事があった。という話を聞いた事があります。

窯傷という言葉を 良し。と取るか悪し。と取るかは 当然、作り手や見る人が面白いと感じるか否かであり 避けられる窯傷は避けるべきで…まあ 私のように、薪焼成初心者にとっては 面白いなァ。面白いなァ。となってしまうのもどうかと思うところもあるわけですが。

今回 DAN T"EA に出品した、引出し花入は 念の為でしょう。 主催の一品更屋さんから 割れていますがこれで OK ですか ? という確認があり OK です。 と胸を張って応えました。

数年後 ・ 十数年後の私ならば 鼻で笑い、赤面するのかもしれませんが 今を生きる私が、今穫れたこの品に胸を張るのは… 悪くない。と、そう思う次第であります

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SAC Bros. by Motoman & Enken

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