
SAC Bros. Company
納得
やっちまった感に苛まれた時 人は、無理くり理由を見つけて納得し 心の安定を得ようとします。
不詳田中 34歳 。 本日、数十年ぶりにうんこを踏みました。
私の脳内にあるニューロンってやつが、どんな具合か知りませんが うんこを踏んだと認識して数秒。 まあでも 実家なのに流してないうんこと遭遇してしまった時の…数年前のあのショックと比べたら 松竹梅の松と梅やないか。と思い込む事にし 心の安定を得ました。
うんこ踏んだ場所も 自分の作業場内だったんですけれどね。
どうもこんばんは。motomanです。
真面目に、電気窯での仕事について書こうと思いましたが
土の神サン、スミマセン。
使ったカンテキ窯は 3つ あり そのうちの 2つ は珪藻土で作られたもので もうひとつは他のものより一回り大きく、断熱材が貼り付けてあるもので 保熱性の面で大きな差がある事がわかりました。
色味は面白いものでしたが、焼き物としては…ちょっとアレです。
黒楽を掛けたものを一の間で焼成、灰が被り カセた面白い表情になってはいるものの これを融かすとなれば、 1150 ~ 1200℃ あたりで練らす必要がありそうだったので
火吹きの炎がギンギンです。
マンガの屁みたいに黄色い煙幕が立ち上ります。 0.5秒 で目と鼻と喉を負傷します。
表面が銀色の皮膜で覆われます。
フタの裏には もみ殻から出たヤニのようなものと、滴るほどの水分がついていました。
薪焼成でも 窯のそばに川があったり、地下に水脈があったりすると 面白い窯変が穫れる。というのはよく聞く話で 焼成中に窯の中に水を流し込む方もいらっしゃるようです。 水素爆発が怖くて…私にはとても真似出来ません。
今回 初めて自分でやってみて こんなに水分が出るとは思ってもみなかったし もみ殻に突っ込むのと、バーミキュライトに突っ込もうのと どういった違いがあるのか そもそも違いは出るのか出ないのか。というところも含めて考えると 確認しておきたい事が多岐に渡り過ぎていて 楽焼を知るには…相当な時間が掛かりそうです。
使う土の種類 釉薬の調合 使う窯の特性 使う炭の特徴 炉内の雰囲気 温度帯 火止めの方法
根拠はありませんが 今までの経験上、火止めの方法 もっと言えば 急冷させるのか除冷させるのか 酸化なのか還元なのか。
どういう選択を重ねたら 自分が求める焼きが実現するのか。
唯一 確かなのは 納得出来る焼きが叶う日は 近い未来ではなさそうです