• SAC Bros. Company

記録


長谷川 穂積が敗北した。 彼は試合後の会見で、涙を流した。 うん。 それでこそ人間だ。 と、感じた。

色々な立場があるだろうが、ヒトはヒトであるのが良い。 大衆の求める”英雄”でもなく、人前だからとこらえる”男”でもなく まして悔しさを紛らわせる”怒れる人”でもなく。

潔く流した涙が美しかった。

空に落とした視線の先に、何が見えただろう。 輝ける未来か、否か。 涙が伝った跡の残る未来か、否か。

俺も…

どうもこんばんは。motomanです。

思えば随分長い間… 生き様を体現するような事柄から、遠いところに身を置いていたように思う。 在学中は縄やスポンジなど…意味不明なものを焼き 卒業後はたいしたヴィジョンも無く、どうせ必要になるからと アルバイトを転々とし、一番やりたいはずの陶芸から遠ざかり ただただお金を貯めた。

その後、ひょんなきっかけで 自動車整備工の仕事に従事し、その仕事を通して色々な事を学んだ。 その間に作業のできる場所が見つかり、仕事とリフォームのかたわら 粘土に再び触れられる時間ができた。

その感触は私にとって心地良いものとは言い切れず このまま整備の仕事に就こうか。 とも考えた。 時が過ぎるのが早すぎて、気持ちが置き去りを食らっていたように思う。 いや… 葛藤とも呼ぶにおこがましい、固定収入が無くなる事へ不安を感じた ただの戯言。

4年間整備工を続け、リフォームも終わり 窯などの必要な設備を整えた。

ようやく立てた出発点だが、いざ土と向き合うと 何も浮かんでこなかった。 整備をしている間に、手帳に書き溜めたアイディアも形に出来ず。 少し先の自分の未来も、随分ひどくかすれていて 何も見出せなかった。

そして半年が経ち、今の俺は… これから作っていきたいものもはっきりと見えるようになった。 土の感触も好きだと言えるようになった。 刺激を与えてくれる者やチャンスを与えてくれる者 俺が作った物に興味を惹かれる者 背中を押してくれる者。 少しずつだが前へ前へと進んでいる実感が得られるようになった。

それでもまだまだ。 やりたい事はもちろん、やらなければならない事も山積している。 気付けばもう三十路も近い。 随分遠回りをしてきた気がする。 答えの無い事を考え過ぎた。 実体の無いものに悩まされ過ぎた。

思えば随分遠回りをしてきた…

先立つものは無いが、それでも少しの自信は身に着いた。 手応えをを感じる事が増えてきた。

今年は…色々と良い事が起こりそうな予感がする。 根拠は無いが、そんな気がするのだ。 少し未来の俺は、自信が砕けているかもしれないが その時に 潔く涙を流せるよう。 制作姿勢は 常、遺作 で挑みたいものである。

それにしても… 時の流れが早すぎる…

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SAC Bros. by Motoman & Enken

Japanese Traditional Craftsman Team

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