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隻碗


今日は昼過ぎから玉造は…玉やんの工房に行く用事があり 午前中はその準備をボ---------------ッとしながらしていました。

久々に一息ついたなァ。とか思っていながらカレンダーを見ると そんな場合じゃあありませんでした。

春が近づいてきた陽気にのっかっり、テンションを上げていこうと思っています。

どうもこんばんは。motomanです。

私はサイズ感がどうもおかしいようで いえ、正確に言えば…料理を盛る事について無知過ぎると言いますか 料理を盛って完成とする意識に欠けていると言いますか。 兎角、サイズ感が宜しくないわけです。

美術と工芸の狭間でフワフワしているなぁ。と感じたり 自分は何がしたいのだろう。と自問するのも、そこらへんが大きく絡んでいるのは確かなのですが 納得できる答えが出せないまま、たっぷりの焦燥感を胸に抱き 日々をフワフワと生き永らえてしまっています。

元来 私は器用な人間ではないので 思いついた事を同時に進めれば良いじゃない。と思い 中途半端にズッこける。というのが常ですけれど 黒でも白でもない、ダークゾーンに位置する星に生まれついたようで どうせズッこけるなら大いにズッこけ やってもうたVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVVV とか言いながら首でも吊ってしまえば良いか。などと考えるに至ったので 大いにズッこける為の助走をつける運びとなりました。

📷 " 美術と工芸の狭間 " には白よりも黒に近いと思われるダークゾーンが横たわっていて 私はそこに、 " 職人と陶芸家 " の 2つ の単語の持つ基礎語彙の差異を見ます。

📷 " 美術 " と " 陶芸家 " は私の中で同じベクトルに在り " 工芸 " と " 職人 " もまた、私の中で同じベクトルに在ります。 がしかし " 美術 " と " 職人 " も似た匂いを持っていると感じる為 " 職人 " が共通項となるわけで…そこにヒントと答えがあるような気がするものの それが何かが掴めないのが、私のモヤモヤの根である。と言えそうです。

陶芸以外の工芸の世界に於いても、私が知らないだけでもしかしたら似た感じなのかもしれませんが 家内制手工業とマニュファクチュアとのどちらとも言えない…ダークゾーンの中に ( これは東洋人的な文化なのでしょうか ? ) 弟子制度という要素も絡み " 伝統工芸 " という形が成り立った、その経緯と 現代に於ける個人作家の立ち位置とのズレと言いますか歪みと言いますか 両者の間に、ものすごく大きな溝を感じずにはいられないのです。

📷 普段、ゆるい記事ばかりのこのブログで、真面目な事を書き過ぎてもキモいので… まあそんな感じです。

で、結局 何が言いたいのかと言うと 陶芸を一生続けたい。という想いの下 生きていく為の品を作るのか 自己表現の為に品を作るのか。というところに立った時、自分はどちらを取るのか… という話です。

これに関して 大手を振って、そうじゃねえだろう ! と叫ばれる方がおられると思いますが アーノルド ・ シュワルツェネガーとシルヴェスタ ・ スタローンがガチで殴り合ったら どっちが強いのか。というレヴェルのノリで聞き流して下さい。

私の予想ではスタローンです。

📷 物事には必ずサード ・ オプション ( ここでは、選択しないという選択という意味で捉えて下さい ) が可能性として必ず内包される。というのが 私の考え方の基本となっていて、それが私の悩みの根源であり そういう考えだからダークゾーンに居る事が当たり前。という事になるわけですが… 最近、真面目に生き方を考えねばなあ。と考えると 黒か白か。 少しでもどちらかへ傾倒する必要がある。というアレで これらを成形してみたわけです。

📷 需要を供給するのが商売であるとするならば、私のしている事はそうではないし どちらかと言えば 新しい提案をし続けていきたい ( 生きたい ) という想いが強いものの それのみに特化する勇気が無いのが実際のところで これは、最近 私がよく考える " 半陶半農 " という考え方に準ずるところですが また小難しい話になりそうなので…また今度にします。

📷 生き方を考えるきっけになったのは、悲しい事に 貯金が無くなってきた。というところが大きく、また 設備投資が必要な事をやりたくなった。という 2点 が大きく けれどもまた ( ここがダークゾーンの入り口ですよお ) なるべく楽しくものづくりがしたいな♪ 一度きりと言われる人生だし☆ミ なんて甘いところもあり… ( ここがダークゾーンの核であり、私が " 所詮 田中やな " と言われる所以であります )

📷 話が逸れ過ぎてわけがわからなくなってきましたが 要は 何も考えず、作りたい形を作ったらこんな品達が出来上がりました。という話です。 サイズ感なぞもまるで無視。 だいたいで土取りした量の中でのびのびと成形しました。

私はどうも碗という形が持つカが好みなようで 何も考えずに成形すると、だいたいこんな形になります。 同じものをもうひとつ作って下さい。と言われれば 使った土の量も成形もその時のノリってやつで 同じ形に近づけようとして作った品にしかなりません。 それには " のびのび感 " が絶対に欠如するので、コレはコレ 世界に一個しか無いものです。 と言わざるを得ないような、言わば ノリで自分が楽しむという要素を全面に押し出して作っちゃいました的な品を 再現性が皆無で、世界でひとつしか作り得ない碗。という意味で " 隻碗 " と名付ける事にしました。

iPhone で写真を取ると、どうも…間延びしてしまいますね。 実物はもっとシャープでキリッとしているのですけれど。

📷 以前、割高台の品を UP しましたが 最近は撥高台のものが多い気がします。

口造りと胴のラインと高台の形。 土の選定と、それを活かせる彫りと削り。 それらを重視してものづくりしているつもりですが、いかがでしょう。

この土は初めて使います。 初めてのくせにいきなり薪焼成してみよう。なんていう適当人間なものですから そろそろ真面目に 格好良い首吊り台の制作に取り掛からねばならないかもしれません。

技術力を上げ、 " 隻碗 " に再現性を持たせ 商品として大量に作れるようになれば…私の悩みは解決するように思えますが それだけではない " 何か " が在る気がして それが何なのか。とっかかりは若干あるものの 指すら上手く引っ掛けられず、まして自分の体重を支えられるほど頑強なものではないという点が 今 私の中の最も大きな悩みと言えそうです。

はて 明日は何を成形しようか… " 隻碗心 " でのびのびと挑んでみようと思います。

のびのびと…首吊り台 !?

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SAC Bros. by Motoman & Enken

Japanese Traditional Craftsman Team

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