
SAC Bros. Company
削
先日 作った黒泥のあれやこれや 今日本焼き開始しました。 窯出しは日曜日になってしまいますが。
はてさてどうなる事やら。 良い予感はしています。
たぶん。
どうもこんばんは。motomanです。
さて そんなこんなで本焼きを開始し、残る今日の仕事は削りオンリィでした。
水差から削る事にしました。 こんな感じです。
しかし 昨日 挽いた水差は良いタイミングで削れたのに 花入はアレだというのはつまり…ろくろの技術がなってない ! って事ですね ^^;
水差 5つ 削り終了です。
…結構イケるもんです。
私は湿台を ( 本当に数えるほどしか ) 使った事がなく その理由は ガッツリ固定してガッツリ削りたいから。というものなのですが YouTube なんかで外人さんのろくろとか見ていると 磁器ものでも湿台を使っている人も見受けられます。
やはり…湿台を使えるようになった方が仕事が早いんでしょうねえ。 要修行。
今回作った砧花入はさほど大きくなく 焼き上がりの高さがだいたい… 20cm ちょっと。くらいです。 焼き上がりで 30cm を超える、大砧もやってみようと思ってます。
先日 観に行った、岡部 嶺男氏の大砧が格好良かったんですよ。
私の黒いマンガンラスター釉はとても流れ易く、また 流れるくらいに濃く掛けないと金 ・ 銀色が出ない。という ツンデレ要素の高い釉薬なので、扱いは非常に面倒です。
どこに金属的なギラッと感を出すかを削りながら想像し それをより効果的に見せられるよう、最後に細かな彫りを入れるのですが 感覚的なモンなので。 それが功を奏しているのかどうかはわかりません ^^
時間的制約に追われまくっていて 怒涛の 2ヶ月 になりそうなのですが、まだまだ始まったばかり。 大砧も挑戦したいし、ああ 水指のフタ…もっと平らな方が良かったかな…なんて 尻を超えて腰あたりまで火が点いてます