
SAC Bros. Company
焚
もうええんちゃうか。
後半に差し掛かると、そういった冗談が飛び交います。
どうもこんにちは。motomanです。
残すところ 2日半 となりました。 もうええんちゃうかな。
引出しも全て終え、後は
どれだけ燠を作り、どれだけ燠を配れるか。
という段階に入りました。
ステンレスのスコップを窯に突っ込み、燠を人為的に移動させる。というのは
一般的ではないですが
火床を広く使っている普限窯では、欠かせない作業です。
1時間半 ~ 2時間 程度で溜めた燠を 引出しが終わり、新たな最前列となった火前の品々にどんどんぶつけ 最奥の大壺の足下など、焦げをつけたい場所にもどんどん配ります。
焚き口から 1.5m ほど奥の大壺の胴あたりまで燠がせり上がり 炉内一面が金色に輝く様子は、十日焼成ならではです。
1300℃ 近い金色の海。 飛び込んで泳ぎたくなります。 まだまだ作りたいものがありますし、そもそも泳げないので 今はグッと堪えています。
焚いているとアレですが
ちょっと窯を離れるとなかなかに寒いので
窯も焚きつつストーブも焚きます。
壁が無いところでストーブを焚くのもどうかな。と思いますでしょう。 ビニルシートで覆っているだけで、随分と効果があるモンです。意外に。
そんなわけで ぼちぼち佳境です。
引き続きまったりと焚きます