- SAC Bros. Company
Assembly
テンパってます。 カツカツです。
どうもこんばんは。motomanです。
10日 以内にグループ展が 2つ あり 追い込み作業に追い込まれています。
前々からスケジュールきちんと立ててやっておかないからじゃない。と、思われるかもしれませんが 周りの若手陶芸家達もよく、締め切り間近で焦っています。 本焼き ・ 素焼きにかかる時間を逆算し、乾燥時間も計算すると… 自ずと削り作業最終日が決まり、それが決まると乾燥にかかる時間を計算し あ、じゃあこの日までに成形を終えなければならないな。 というアレになるわけですが。
何故か締め切りが近づくと焦ってきます。 他の作家の方々はどういった意味合いでそうなるのかはわかりませんが 私の場合…
次に作る物はコレよりもっと良い物にする自信がある ! 次のを作ればさらに次。 あ、いや…でも 焼成で失敗したらアレだから予備も多めに作っておいた方が良いかなあ。 ん。 しかし窯に入れられる数も決まっているわけだからして…
という悪循環です ^^;
あ。こんなの面白いかもなあ。と思いついたものを出品したくなり 既に完成間際のものを捨ててしまいたくなるんですよね。 新しく浮かんだコッチを観てもらいたい ! と思うわけです。
乾燥状態がアレで削り切れなかった、昨日の躯体を削りました。
写真ではわかりませんが、底部にも穴が開いていて
いわば筒状になっています。
今回もどうやら…いつものそのパターンになってしまいそうです。
先日 紹介した、兜形のヘンテコなものです。
これを…
コトン。と無茶に置いて、割れてしまったら目も当てられないので。
前々から試してみたかったとは言え、こんな…うまく焼けるかどうかわからないものを
期限ギリギリで挑戦するという…無謀なチャレンジャーです。
こんなややこしい組み立てモノ…一発本番でうまくいくんでしょうか !?
うん。 まァ…しっくりきました。
躯体が筒状になっている為、逆さまにして見ると 兜形のとんがった先っちょが見えるようにしたわけですが 形が歪んでしまったら怖いので、焼き上がってからのお楽しみにしておきます。
意外にも、作品に対してはデリケートな私です。
そしてこの上に…
なんぞコレ。 もはや…脚の取れたビグザムにしか見えません。
削ったフタ ( てっぺんがフタになっていて外れるようになってます ) を乗せたら あまりにデカ過ぎるわけのわからないものになったので 眺めれば眺める程、自分のバカさ加減がパねェ事に気付き 独りニヤニヤしてました。
いやあ。 いくら下部の大鉢の肉を厚めに残し 上部をかなり薄手に削り、軽量化したとは言え。 焼いたらグシャッと潰れるだろうなァ………
このままうまく焼ければ一笑できるんですけれどねえ。
グシャッといっても一笑できるんですが…
グシャり過ぎて棚板にひっついたら笑えまセン。
受け部をギリギリまで小さくまとめたんですが。 焼いて…垂れないかなあ。
まじ頑張れ。
うまく焼けるんでしょうか。
まあ… 肩と腰の溝に釉薬を溜めて金に発色させ… 胴に筆でチョチョーンと金を入れる事が出来れば… 頭の中の完成図通りにいけば、結構 武張ったものになる…はずです。
明日は素焼きで明後日は喜楽歩での仕事。 明々後日の朝イチに窯出しして…釉薬を掛けて…本焼きして…
間に合うんですかね ??? 間に合わせますけれどね…たぶん