陶芸や写真を通じ世界中の人々にヒュッゲな生活を提供すべく三重県伊賀市に工房を、東京に営業所を構え、2019年12月から本格的に活動を開始したユニットです。


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K氏の窯 再び


時系列はちょっとアレしますが 先月、再び K氏 の窯焚きへ行って来ました。

どうもこんばんは。motomanです。

K氏 は年に 2度ほど 直径 50cm を超える睡蓮鉢を焼いていて 火床は特に何も詰めず、毎回 窯道具として 同じものを何度も焼いているそうで 何か入れたいものがあればどうぞ。との事だったので

伊賀土で作った花入を入れさせて頂きました。

睡蓮鉢は釉薬を掛けているので、今までのデータから 焼成時間は 約18時間 ほどで 焼締には向いていませんが ちょっと思うところがあり、それに向けての非常に貴重なデータがもらえる機会だと思えたので 大変ありがたい話でした。

一般的には正面を真下に向けて伏せ、自然釉を巻き込ませたりしますが 正面を中心とした時の 右半分と左半分の景色を変化させたかったので 壁際に背を向け、火前に正面が向くように詰めてみました。

確かこの日は… 所用で伊賀へ行っていて、未だ焚いている時間帯だったので 帰りに寄ってみる事にしました。

どうにか使い切ってしまいたい杉材があり、それをメインで昇温させようとしましたが 目標温度まではちと厳しい感じでアレでしたが 睡蓮鉢の表面はテカり、釉が融けているのが視認できたので それで火止め。とする事にしました。

これまでのデータと照らし合わせると いつもよりも 3 ~ 4時間 ほど長引いてしまいましたが メインの睡蓮鉢はバッチリ焼けていたので良し。でした。

後日、その時の花入を取りに伺いました。

水漏れチェックは未だですが、指で弾いた感じ 焼き締まっているようです。

狙いは 口元に若干の焦げ 正面の右側半分に自然釉の流れと緑色 左側半分に土色を残せるか といったところで

結果としては…

焦げ不足 自然釉の厚み不足 といったところでした。

焦げに関しては、焼成時間的に燠を溜め辛い為 深いものは狙えませんが、もっと攻めた位置に窯詰めし 薪の投げ込み位置を集中的に行えば もっと先があったはずだ。と思います。 改善できそうな範疇です。

自然釉の厚みに関しては 焼成時間的に期待は出来なかったので、こんなものだと思いました。 案は元からありましたが、何もしない状態でどのくらいの降灰が見込めるのかが知りたかったので 非常に良いデータが取れました。

それより ガツッと彫ったところに土色がどれだけ残るかな。というのが最も見たかったところなので 今 頭の中で考えている焼きに向け、かなりのところまできた感じです。

10% ほど赤土を混ぜ、土色に変化を持たせた方が良さそうです。

そして今日。

夕刻過ぎに電話があり、火止めしたけど割れたで。との報告を受けました。 睡蓮鉢を焼いた後、続けざまにもう一度直ぐに焚く。という事で 磁土に釉を掛けたものを託していたのです。

どのように割れたのかは…見てからのお楽しみ。という事で 取り敢えず 磁土の釉モノを薪焼成した、初めてのものが焼き上がりました。

どうなっている事でしょう

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